Q.イナビル吸入粉末剤の特徴について教えてください。

A.

1.イナビル吸入粉末剤による「治療」と「予防」は1回で完結※1するので、患者さんの自己判断による服薬中止や服薬忘れを懸念する必要がありません。
※1:イナビル吸入粉末剤による「予防」の場合、10歳以上では、20mgを1日1回、2日間吸入投与することもできる。

2.イナビル吸入粉末剤は、薬剤充填の必要がない吸入剤です。

3.イナビルはプロドラッグであり、投与後、ラニナミビル(活性代謝物)に変換され、ウイルスの増殖部位である「呼吸器」に長時間にわたり貯留し、作用を示します(健康成人、マウス、ラット)。

4.イナビルは、以下の各種インフルエンザウイルスに対しても抗ウイルス作用を示します。
①薬剤耐性インフルエンザウイルス(A/H1N1型※2、A/H3N2型※3、B型※4、A/H5N1型※5)(in vitro、マウス)
※2:H274Y変異株 ※3:R292K変異株、E119V変異株 ※4:G402S変異株 ※5:H274Y変異株、N294S変異株
②A/H1N1 pdm09 インフルエンザウイルス(in vitro、マウス)
③高病原性鳥インフルエンザウイルス(A/H5N1型)(in vitro、マウス)
④既知のノイラミニダーゼ亜型(N1〜N9)動物インフルエンザウイルス(in vitro)

5.イナビル吸入粉末剤は、インフルエンザウイルス感染症を発症している患者さんの同居家族または共同生活者に対し、下記のようなハイリスク者※6を含め、予防効果を示しました。
※6:高齢者(65歳以上)、慢性呼吸器疾患または慢性心疾患患者、代謝性疾患患者(糖尿病等)、腎機能障害患者

6.副作用
イナビル吸入粉末剤の重大な副作用として、ショック、アナフィラキシー、気管支攣縮、呼吸困難、異常行動、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、多形紅斑があらわれることがあります。
また、イナビル吸入粉末剤の主な副作用としては下痢(0.5%以上)、ALT上昇(0.5%以上)等が報告されています。

引用文献:
イナビル 総合製品情報概要

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