Q.リクシアナ投与中における出血時の対応について教えてください。

A.

リクシアナの投与中に出血が認められた場合には、投与の中止等の適切な処置を行ってください。また、症状に応じて、外科的止血、血液製剤(濃厚赤血球輸血、新鮮凍結血漿輸注)等の適切な治療の開始を検討してください。

●本剤の抗凝固作用を選択的に中和する薬剤は知られていません。
●本剤は血液透析により除去されにくいと考えられます。

なお、頭蓋内出血、後腹膜出血又は他の重要器官における出血等、出血している患者は禁忌に該当します。

〈軽度の出血の場合〉
● 止血処置
● 止血が得られた場合は、安易に休薬することなく、適切な抗血栓療法の継続を考慮する

〈中等度~重度の出血の場合〉
● 抗血栓薬の中止
● 止血処置
● 適切な点滴による循環動態の安定化を図る
● 脳内出血やくも膜下出血時には十分な降圧を図る

〈緊急時の是正方法〉
緊急時の是正方法は確立していないが、専門医の指示に従って下記を考慮する
● 薬物血中濃度がピークに達する前なら胃洗浄や活性炭を投与して薬剤の吸収を抑制する
● 乾燥ヒト血液凝固第Ⅸ因子複合体製剤(保険適応外)、遺伝子組み換え第Ⅶ因子製剤(保険適応外)、新鮮凍結血漿の投与も考慮できる

心房細動治療(薬物)ガイドライン(2013年改訂版)より改変

引用文献:
LIX7RM01 RMP資材(医療関係者向)リクシアナの適正使用について(DVT-OS)
LIX7RM02 RMP資材(医療関係者向)リクシアナの適正使用について(AF、VTE)

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