Q.プラリアの腎障害又は透析患者さんへの投与方法について教えてください。

A.

重度の腎機能障害のある患者に関する注意として、次の2点があります1)
●臨床試験では除外されていました。
●低カルシウム血症を起こすおそれがあります。

重度の腎機能障害のある患者や透析を受けている末期腎疾患の患者では、カルシウムの尿からの再吸収機能及び腸管での吸収機能が低下している可能性があり、腎機能が正常な患者に比較し、低カルシウム血症の発現率が高くなるおそれがあるため、十分にモニタリングをしてください。

また、腎機能障害の程度に応じ、ビタミンDについては活性型ビタミンDを使用するとともに、カルシウムについては投与の必要性を判断し、投与量を適宜調整してください2)

腎機能障害のある患者へのビタミンD及びカルシウムの投与については、必要に応じ、活性型ビタミンDの薬剤選択、カルシウム投与の必要性及び投与量等について腎臓の専門医に相談してください3)

臨床試験において、プラリアの薬物動態及び薬力学は腎機能の影響を受けず、プラリアと腎機能悪化との間に関連性は認められませんでした。したがいまして、腎機能障害を有する患者さんに投与する際に、用量調整の必要はないと考えられます4)

引用文献:
1)プラリア 添付文書
2)プラリア インタビューフォーム
3)プラリアの適正使用について(医薬品リスク管理計画)
4)プラリア 申請資料概要

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