Q.ランマークの作用機序について教えてください。

A.

ランマークはRANKLに対するヒト型IgG2モノクローナル抗体製剤であり、ヒトRANKL*1に特異的かつ高い親和性を示します。
多発性骨髄腫または骨転移を有する進行癌患者さんでは、ランマークがRANKLに結合し、RANK*2の活性化が阻害されることによって、破骨細胞の形成、機能、生存が制御され、破骨細胞による骨吸収が低下します。
その結果、骨破壊の悪循環が断ち切られると考えられます。
骨巨細胞腫においては、ランマークはRANKLに結合し、破骨細胞様巨細胞による骨破壊を抑制し、骨巨細胞腫の進行を抑制すると考えられています。

*1 RANKL(receptor activator for nuclear factor-κB ligand):破骨細胞の形成、機能および生存に必要なタンパクであり、増殖因子、ホルモンおよび骨吸収を誘発するサイトカインに反応して、骨芽細胞などから分泌されます。
*2 RANK(receptor activator for nuclear factor-κB):骨吸収を司る破骨細胞及びその前駆細胞の表面に発現する受容体のことです。RANKLと結合することにより、破骨細胞の形成、機能、生存を誘導し、骨吸収を促進します。

引用文献:
ランマーク 総合製品情報概要

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