Q.ランマークを低カルシウム血症の患者さん、低カルシウム血症を起こすおそれのある患者さん及び重度の腎機能障害のある患者さんに投与する時の注意点について教えてください。

A.

ランマークの投与により、骨吸収が抑制されることから、血清カルシウム値の低下が起こる可能性があります。
また、重度の腎機能障害のある患者さんや透析を受けている末期腎疾患の患者さんでは、カルシウムの尿からの再吸収機能及び胃腸管での吸収機能が低下している可能性があり、低カルシウム血症が起こるおそれが高いです。

低カルシウム血症の患者さん、低カルシウム血症を起こす恐れのある患者さん及び重度の腎機能障害のある患者さんへ投与する場合には、カルシウム及びビタミンDを補充するとともに、十分にモニタリングをしてください。(下記<投与開始前・投与中の注意事項>参照)

<投与開始前・投与中の注意事項>
■投与開始前
  • ・血清補正カルシウム、リン等の血清電解質濃度を測定・評価してください。
  • ・低カルシウム血症が認められた場合には、低カルシウム血症が是正されるまでランマーク投与を見合わせてください。

■投与中
  • ・治療開始後数日から、低カルシウム血症があらわれることがあるので、患者さんの状態に十分注意してください。
  • ・投与開始後は、患者さんの状態に注意し、頻回に血清カルシウム、リン等の血清電解質濃度を測定してください。
  • ・重篤な低カルシウム血症の発現を軽減するため、患者さんの状態に合わせて以下の補充療法を毎日行ってください。

【腎機能が正常の患者さんの場合】
  • 血清補正カルシウム値が高値でない限り、毎日の補充療法として少なくともカルシウムとして500mg(骨巨細胞腫の場合は600mg)及び天然型ビタミンDとして400IUを補充投与してください。

【腎機能障害のある患者さんの場合】
  • ・毎日の補充療法として、腎機能障害の程度に応じ、活性型ビタミンDを使用するとともに、カルシウムについては投与の必要性を判断し、投与量を適宜調整してください。
  • ・低カルシウム血症が認められた場合、カルシウム及びビタミンDの経口投与に加えて、緊急を要する場合には、カルシウムの点滴投与を併用するなど、適切な処置を速やかに行ってください。

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