製品資料
- 添付文書 (530KB)
- インタビューフォーム (1,319KB)
- 相互作用 (108KB)
- 配合変化表 (513KB)
- 医薬品リスク管理計画(RMP)
- 副作用情報
- よくある質問(Q&A)
- 患者指導用資材
安全性情報
製品資料(外部サイト)
スロンノンHI注10mg/2mLに関するお知らせ
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2020.04.23再審査結果スロンノンHI注10mg/2mL 再審査結果のお知らせ (705KB)
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2015.05.07包装変更
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2011.06.01使用上の注意 改訂
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2011.05.20その他
警告と禁忌について
警告
- 本剤の脳血栓症急性期の臨床試験において、出血性脳梗塞の発現が認められている。脳血栓症の患者に使用する場合には、臨床症状及びコンピューター断層撮影による観察を十分に行い、出血が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 1.出血している患者(頭蓋内出血、出血性脳梗塞、血小板減少性紫斑病、血管障害による出血傾向、血友病その他の凝固障害、月経期間中、手術時、消化管出血、尿路出血、喀血、流早産・分娩直後等性器出血を伴う妊産婦等)[出血している患者に投与した場合には止血が困難になるおそれがある(「警告」の項参照:添付文書を参照)。]
- 2.脳塞栓又は脳塞栓のおそれがある患者(ただし、ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)II型の患者を除く)[出血性脳梗塞を起こすおそれがある(「警告」及び「重要な基本的注意」の項参照:添付文書を参照)。]
- 3.重篤な意識障害を伴う大梗塞の患者[大梗塞の患者は出血性脳梗塞を起こすおそれがある(「警告」の項参照:添付文書を参照)。]
- 4.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能又は効果
- 下記疾患に伴う神経症候(運動麻痺)、日常生活動作(歩行、起立、坐位保持、食事)の改善
・ 発症後48時間以内の脳血栓症急性期(ラクネを除く) - 慢性動脈閉塞症(バージャー病・閉塞性動脈硬化症)における四肢潰瘍、安静時疼痛ならびに冷感の改善
- 下記患者における血液体外循環時の灌流血液の凝固防止(血液透析)
・ 先天性アンチトロンビンIII欠乏患者
・ アンチトロンビンIII低下を伴う患者
(アンチトロンビンIIIが正常の70%以下に低下し、かつ、ヘパリンナトリウム、ヘパリンカルシウムの使用では体外循環路内の凝血(残血)が改善しないと判断されたもの)・ ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)II型患者 - ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)II型(発症リスクのある場合を含む)における経皮的冠インターベンション施行時の血液の凝固防止
- ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)II型における血栓症の発症抑制
用法及び用量
- 下記疾患に伴う神経症候(運動麻痺)、日常生活動作(歩行、起立、坐位保持、食事)の改善
・発症後48時間以内の脳血栓症急性期(ラクネを除く)
通常、成人に、はじめの2日間は1日6管(アルガトロバン水和物として60mg)を適当量の輸液で希釈し、24時間かけて持続点滴静注する。その後の5日間は1回1管(アルガトロバン水和物として10mg)を適当量の輸液で希釈し1日朝夕2回、1回3時間かけて点滴静注する。なお、年齢、症状に応じて適宜増減する。 - 慢性動脈閉塞症(バージャー病・閉塞性動脈硬化症)における四肢潰瘍、安静時疼痛ならびに冷感の改善
通常、成人1回1管(アルガトロバン水和物として10mg)を輸液で希釈し、1日2回、1回2~3時間かけて点滴静注する。
なお、年齢、症状に応じて適宜増減する。 - 下記患者における血液体外循環時の灌流血液の凝固防止(血液透析)
・先天性アンチトロンビンIII欠乏患者
・アンチトロンビンIII低下を伴う患者
(アンチトロンビンⅢが正常の70%以下に低下し、かつ、ヘパリンナトリウム、ヘパリンカルシウムの使用では体外循環路内の凝血(残血)が改善しないと判断されたもの)・ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)II型患者通常、成人に、体外循環開始時に1管(アルガトロバン水和物として10mg)を回路内に投与し、体外循環開始後は毎時2.5管(アルガトロバン水和物として25mg)より投与を開始する。凝固時間の延長、回路内凝血(残血)、透析効率及び透析終了時の止血状況等を指標に投与量を増減し、患者毎の投与量を決定するが、毎時0.5~4管(アルガトロバン水和物として5~40mg)を目安とする。 - ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)II型(発症リスクのある場合を含む)における経皮的冠インターベンション施行時の血液の凝固防止
本剤を適当量の輸液で希釈し、通常、成人にアルガトロバン水和物として0.1mg/kgを3~5分かけて静脈内投与し、術後4時間までアルガトロバン水和物として6μg/kg/分を目安に静脈内持続投与する。その後抗凝固療法の継続が必要な場合は、0.7μg/kg/分に減量し静脈内持続投与する。なお、持続投与量は目安であり、適切な凝固能のモニタリングにより適宜調節する。 - ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)II型における血栓症の発症抑制
本剤を適当量の輸液で希釈し、通常、成人にアルガトロバン水和物として0.7μg/kg/分より点滴静注を開始し、持続投与する。なお、肝機能障害のある患者や出血のリスクのある患者に対しては、低用量から投与を開始すること。活性化部分トロンボプラスチン時間(aPTT)を指標に投与量を増減し、患者毎の投与量を決定する。
基本情報
スロンノンHI注10mg/2mL
薬効分類名 | 抗トロンビン剤 | |
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一般名 | アルガトロバン水和物 | |
pH | 5.5~6.8 | |
浸透圧比 (生理食塩液対比) |
約1 注) 本品2mLを生理食塩液200mLで希釈時。なお、希釈しない場合、本品の浸透圧比は約29である。 |
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外観 | 無色澄明の液 | |
識別コード | - |
取り扱い上の注意事項
規制区分 | 処方箋医薬品 |
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貯法 | 室温、遮光保存 |
使用期限(有効期間) | 3年 |
備考 | 本品は、「ワンポイントカットアンプル」を使用しているので、アンプル枝部のマークを上にして、反対方向に折りとること。 |
承認 / 薬価基準収載情報
承認年月 | 2005.03.02 |
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承認番号 | 21700AMZ00240 |
薬価基準収載年月日 | 2005.07.08 |
薬価 | 1,820.00 |
発売年月日 | 2005.07.25 |
再審査結果通知年月日 | 2004.03.23/2020.03.18 |
再評価結果通知年月日 | - |
製品コード
規格単位
薬価基準収載 医薬品コード |
2190408A2026 | レセプト電算 処理コード |
620002948 |
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日本標準商品 分類番号 |
87219 | 識別コード | - |
包装容量[2mL×10アンプル]
統一商品コード | 081367351 | ||
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販売包装 単位コード (GS1 Databar) |
14987081367358 ![]() |
調剤包装 単位コード (GS1 Databar) |
04987081722303 ![]() |
元梱包装 単位コード |
24987081367355 | HOTコード (13桁) |
1169904020101 |